誰の、どこの時間が余っているか??
先日ふと、今の自分がスイミングスクール時代に戻って、
「好きにやりたいことやっていいよ~」
って言われたら何をするかなあ?
とか考えていたんですが、今日は、こんなことしてみたら面白いだろうなあ、と考えた話です。
可処分所得とか、可処分時間という言葉があります。
これは”その人が自由にできるお金”とか”その人が自由にできる時間”
という意味でつかわれると思うんですが、
スイミングスクールで今よりも何かできないかなあ?と考えたときに、まず
「誰の、可処分時間や可処分所得が余っていそうか」と考えます。
可処分所得に関しては、すでに習い事をしているorさせているため、
実際にレッスンを受けにきている子供や大人の方々を狙っても、なかなか一筋縄ではいかないでしょう。
では、可処分時間の方はどうか?と考えたときに、
”実際にプールで泳いでいる本人”の可処分時間はもちろんすでにプールの時間に使われていますが、
”プールに子供を送り迎えに来た親御さん”はどうかな?と考えてみます。
もちろん子供を送ってすぐ帰って家で一仕事してまた迎えに来る、というのもアリ(というか半分以上はそう)ですが、
準備、着替えも含めて1時間程度の授業では、そのままプールの観覧席で過ごされる親御さんも相当数います。
ということは、この時の親御さんの可処分時間を生かして、なにか面白いことはできないだろうか
・・・スキマ時間を使って親御さんたちができたらうれしいこと。
・ゆっくりリラックスしたいお父さんお母さんに、5分10分で受けられるマッサージスペースや、一息つけるカフェスペースを。
・帰ってからすぐさま夕飯の支度をしなきゃいけないお母さんに、時短レシピ本の販売、もしくは食卓のおかずにできるようなものの販売とか。
こういうものはパッとすぐに思いつきますね。
考えたらもっといろいろな面白い工夫をできそうです。
結局は習い事の財布と決定権を握っているのは見に来ているお父さんお母さんたちですから、ここをただ放置しているのはもったいない。
子供に楽しい水泳の授業を届けるのは大前提として、お父さんお母さんたちに施設のファンになってもらえれば、退会率やクレームも減らせそうです。
ふっと思った他愛ないことですが、今の自分が昔に戻ったらどういう施策をとるかなーって考えてみるのは結構面白いですね。
水泳でも、今の自分が選手時代に戻ったらもっと効率的に速くなる方法がいくらでもありそうだなーと思います。
といっても過去の自分には戻れないので、今のこの知識や能力は、今僕の周りにいるお客さんたちにどんどん還元していこー。。
UR-SWIM福岡
Arakawa Ryosuke