プールのコーチです。

あてどなくいろいろ考えるのが好きです。いつか同じような人と気質の人と無限に話せるような環境を作れたらいいなあ。

やる気が出ない問題

今、コロナを前に通常の生活ができなくなっている人がほとんどだと思います。

皆さんはストレスたまっていないでしょうか?


僕は水泳のコーチなので、僕の周りでいくと泳ぎたいのに泳げない、という人が多いですね。


そもそも、泳げない、とはあなたにとってどういうことなんでしょうか?

・本当に『泳げないこと』自体がストレスだ。

・プールなり、ジムなりで定期的にあっていた『人に会えない・話せない』ことがストレスだ

・プールに行って泳げないと、『自分の目標が達成できない』と思うからストレスだ
(何か身に着けたい泳ぎがある、達成したいタイムなり事柄がある)

だいたいは大きく分けてこの3パターンのどれかには区別できると思うんですね。



もうちょっと一般化して言ってみると、


  • ①「やりたいことができない」
  • ②「人間関係」
  • ③「目標達成が阻害される」


この3パターンですね。

これって、上から順番に解決の難易度が下がっていっているのわかりますか?


試しに、下から順番に解決方法を考えてみましょう。

①『目標達成が阻害される』

目標達成する期限の2つが決まっていれば、それに向かって逆算するのが一番確実な方法です。

目標達成するために必要な要素を分解して、それを身に着ければいいわけです。



果たしてあなたの目標達成に必要な要素は水中練習でしか獲得できないのでしょうか?

意外と考えてみるとそうでもないことが多いです。

精神面で必要な部分だったり、体力要素だったり、体の可動域だったり筋力だったり、、、

水中以外の方が要素を獲得するのが効率的なこともたくさんあります。

水中で泳げない期間に、そちらの要素を集中して解決できれば、泳げるようになったときに必要な残りの要素は少なくなっているはずです。

要は目標達成のために必要な要素を、獲得する順番を並び替えして入れ替えるだけですね。

できることからしていきましょう。


②『人間関係』

個人的にはこれが一番大多数の人のストレスになっているんじゃないかな、と思います。

プールだけでなく、他のプライベートや仕事でも普段のコミュニティが形成できなくなっているわけですからね。

”プールで泳ぎたい”んじゃなく、”プールに泳ぎに行ったらあの人たちに会える”という感覚になるのは人間としては結構オーソドックスな欲求だと思います。


これは、多数の人間と会うのは現実的には困難なので、現代のテクノロジーに感謝して、その恩恵を享受しましょう。


今はskypezoomなど、インターネットを利用して動画形式で通話ができるようになっています。

特にzoomなんかは僕も驚きましたが、10人でも20人でも本当に、皆でその場で同時に会して話せるような環境がいとも簡単に作れます。
ぜひ、普段プールやその他のコミュニティで会っていた人たちを誘ってグループ通話を開催してみるのをお勧めします。



①『泳げないこと自体がストレス』

これは少し問題が難しいと思っています。

実際にほとんどのプールは休館がおそらく長く続きますし、泳ぐことそのものが一番の目的だった人にはなかなかつらいものがあります。

直接的に『泳げるようにする』という解決方法を真正面からとることはできないので、なんとかほかの手を使うしかないわけですが、


たとえばあなたの

『泳ぐ』


という行為の中で。

何が好きな部分なんでしょうか?

水の感触無重力終わった後の達成感怪我無く続けられる有酸素運動だから


まぁ人によって答えはあると思いますが・・・


ここを正確に把握することが大事かな、と個人的には思います。

要素に分解し、なるべくその要素を満たす(不可能なら近い要素を満たす)、ほかの運動なり、行為を探してみましょう。

これで解決まではいかなくとも、ストレスを減らせる可能性はあると思います。

たとえば、怪我無く続けられるところが水泳の魅力、と考えていた人がいきなり外を走り出すのはお勧めしません。

思ったより”走る”という行為は、重力の衝撃を受けます。

足首・膝・股関節、背骨。

走るよりも自転車の方がまだ、関節への負担は少ないですよね。


もし全身運動、という点が好きな人は逆にこれ2つとも下半身しか動かさないので、なかなか向いていないんじゃないかなぁと思います。






・・・とまぁこんな感じで、『泳げない』というみんなのストレスを、少しでも減らす手伝いができるといいなぁと思っています。


僕は今、2つめの『人間関係』を保つ場を作るために、定期的にzoomで話したり運動したりの会を定期的に開いてみてるところです。。
4月の予定はこちら


もしご興味がある方はご連絡くださいね。


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Arakawa Ryosuke

理解できない(してもらえない)を減らす方法

最近、子供と話しているときによく思うのですが、

勉強でもなんでも、うまく答えが出せない物事を考えて詰まるときってありますよね。

そういう時に、その人の頭の中では何が起こっているんでしょう??


何度かこういうことがあって考えた結果、

「答えを出すこと」に意識が行き過ぎて、
・「まず問題を理解すること」に思考が集中できていないか、
・問題を解決するために必要な分解ができていない

というパターンがほとんどなんじゃないかなぁという結論にたどり着きました。



うちの子ともが話の言葉に詰まってフリーズしてしまうときもよく聞くんですが、

「今何を考えているの?」と聞くと、

最初に話した元々の問いかけをはっきり理解していない

か、

考えている内容がひたすら最後の答えの部分を考えようとしている
ことが多いんですよね。



この場合なんですが、

まず、問題の解決方法はいったん忘れて、

”話を集中して聴く”
”問題を理解しようと集中する”

練習を根気よく地道にしてもらうしかないんじゃないかなぁという風に思います。

答えを出そうとするのではなく、問題を理解することに全思考を注ぐ、という癖があると、

だいぶ頭がクリアになって物事を考えやすくなると思うので、

この練習をある程度したあと、次の

”問題を解決できる程度の難易度まで分解する”
といったステップに進むと、さらに問題解決がはかどるのかなぁと思っています。



今日あった事例で説明してみましょう。

<場面>子供が自転車を駐輪場に止めるときに、大きくスペースを取って、ほかの人の止めるスペースがなくなるような止め方をしていた

私「そこにそうやって止めると、他の人が自転車を止めにくくならない?(問題提起)

子供「・・・・・・??」
フリーズ。おそらくなにか行動を指示されたと思ってるのだがどう行動(答えをだ)していいのかがわからない。
私「まず、もう一回よくお話を聞いて?いったん、自転車をどう止めるかは忘れていいから」

そして、もう一度同じ話。

子供「確かに、ここに止めるとほかの人が止める場所がなくなっちゃうね。」
※問題を理解した様子。
私「じゃあ、ほかの人が止める場所をつくるにはどうしたらいいかな?」

子供「そうか!」
※といって自転車を少し端に寄せて、スペースを作る。



といった感じで、思考を整理すると小学校1年生の子供でも理解できたようです。
(今回はそんなに複雑な問いでもなかったため要素を分解することは必要なかった)


これは僕の子供の場合ですが、普段レッスンをしていると大人でも、この

”答えを考えてしまって問題に集中できない呪縛”

にとらわれてしまっている人がけっこういて驚きます。

こういうタイプの思考になると、なかなか頭の中が整理されなくて困ると思うので、

少しでも問題解決がスムーズになるといいですね!

それでは。

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Ryosuke Arakawa

ブログを簡単に見やすくしたい。

<ブログを見やすくする方法>

ブログ1日目のこの素人の僕としては、

「簡単じゃないとやる気しねえ」
「でもこのブログ記事みにくいなあ・・・」

と、自分の1つめの記事を見て思ったので、

自分が簡単なのと思うの順に実行してみました。笑

1.頻繁に改行
2.とにかく見出しをつける
3.文字の装飾(サイズ・太字・色・下線など)
4.目次をつくる

1.頻繁に改行

これはまず簡単。とにかく文章を1つか2つ書いたらとにかく改行。


2.見出しを付ける
↑↑こんな感じになります。

3.文字の装飾

こんな感じ。ちょっとめんどくさいけど、

自分の中でルールを作ってこういうときにはこういう装飾をする、って決めてたらまぁ、できそう。


4.目次を作る



・・・



・・・・



・・・・・



これは今の自分だと本当にめんどくさそうなので断念。笑

あとでもう一回チャレンジするかも。


ブロガーさんが見たら嘲笑の的になりそうですが、まぁぼちぼち慣れていきたいと思います。


ブログ初心者の方、一緒にがんばりましょ。笑

水泳の練習ができないときにすること。

いきなり初記事からこんなん書くのもなんなんだけど、

水泳の練習(orやりたいこと・やらなきゃいけないこと)ができなくて、

・焦ってしまう
・やる気がなくなってきた
・ストレスで禿げそう

という方に向けたお話。

ちょうど今の自分が仕事ほぼなくなり、同じ状況なので似た状況な人がいたら少しでもお役に立てばと思って書き留めます。



…ちなみに、上記の3つの根本にあるものってなんなんでしょう?



僕は、結局は”どうしていいかわからない”状態というのがいけないと思っています。

”どうしていいかわからないから”→焦ってしまう
”どうしていいかわからないから”→やる気がなくなってしまう
”どうしていいかわからないから”→ストレスで禿g(以下略。笑

この”どうしていいかわからない”に対して、いきなり

”自分は何をするべきか?”ということをいきなり頭で考えても、よっぽど普段から思考体力があって考え慣れてる人じゃないとなかなか出てこないと思います。


こういう場合にどうすればいいかというと、、、



書く。とにかくまずは頭の中で考えたことをすべて紙に書きだす。




これが万能。。

今の状況に限らず、自分がどうしていいか分からない時にはこれが間違いなく効くと、僕は思っています。

特に、

  • 実際に”できなくなる”ことは何なのか?
  • それができなくなることによって生じるデメリットは?
  • なぜそう思うのか?
  • もともと、自分はどういう目標のために練習をしたいorすべきなのか?
  • その目標のために、今の時点で自分ができることorすべきことはなにか?

ぐらいはマストで、ほかにも書けることがあればできるだけ書いてみると良いと思う。

はじめから最後の質問を頭で考えると、慣れていない人は頭がぐちゃぐちゃすると思うけど、

実際に騙されたと思って、順番に紙に書き出してみてください。

思いのほかスッキリ思考が整理されて、

今の”状態”
ではなく、

”目標達成のために今取るべき行動”
の方に目が向くようになるんじゃないかな、と思います。

ちなみに、何をすべきかはっきりすると、焦ることも、不安に感じることも、やる気がなくなることも、

確実に軽減されます。


ぜひお試しあれ。


UR-SWIM 福岡
arakawa ryosuke